28/Apr/tue

  • 国際線、ターミナル1〜国内線ターミナルへ

6:30
朝の空港では無料のシャトルバスがある。時間を聞いたら1時間後ぐらいと言われたので、タクシー乗り場へ向かう。
カッコいい若い警官たちがいやらしい目で女たちを見ては、からかいの言葉をかけている。暇なの?この国はとてもおおらかですね〜。

タクシー乗り場でイエローキャブのドライバーにフィリピンエアラインのフライトナンバーを告げ、料金100phpで名前を聞かれ、レシートを発行しドライバーと車に乗る。


朝の路線バス。マニラは快晴。

国内線空港ターミナル2に着く。
ドライバーが日本のお金を記念にくれと言ってきて、小さいお金持ってないし、やんわりことわった。
500PHPを出すと朝早いからおつりがないと言われたので、売店で水とチョコを買ってくずして支払う。たくさん待っている人がいて、外をうろうろした。(これが間違っていた!!)空港に入ろうとしたら、搭乗する空港と違う空港に連れて来られていることが発覚!!!写真はそんなターミナル2の売店付近。

  • 白タクシーには気をつけて!!

この時点でかなり嫌な予感がしていた。止まっていた白いタクシーのドライバーにターミナル3に急いでつれって!と頼んだら、英語が得意ではない様子。不安!ボロボロの車内だし、臭いし、なにか一人でブツブツ喋っている。走りながら知らない地名と700〜1000PHPなどの料金が書かれている紙をみせられた。ネットで見た白キャブのぼったぐりか、、、困ったな、、、と思い無視してしまった。空港についたら500php請求されたが、空港内の移動で近い距離だし、さっきのキャプは100だったから100が妥当な金額のはずだ、観光客だからぼったぐるつもりか?と勇気をふりしぼり強くクレームしたら、じゃあ300でいいよ、とあきれ顔で言われたからめちゃキレた!!!他の運転手に間違って連れてこられた挙げ句、ぼったぐりか!!!断固100しか払わないと言ったら300と言ってひかない運転手。空港に着いたのに押し問答。疲れたので300渡し、これは他のキャブなら支払うべきじゃない金額だと伝え、運転席に彼が飾っていたマリアを指さして、嫌味たっぷりに神様にお祈りでもしなさい!と静かに低く告げ、車を降りる。手伝おうとしたので断わって車を降りると運転手はわたしに向かってデカイ声で悪態をつきながら後部座席を手ではたいていた。ものすごくイヤな気分になった。

  • タクシーに乗る時は、、、

空港ではイエローキャブが止まっている前にあるカウンターで行き先と料金を確認してからのったほうがいいです。メータータクシーも増えてきているようです。空港で聞いたところによると、空港のタクシー乗り場には、許可をとっている車しか並べないようです。そしてあたりまえですが、きちんとしたメータータクシーを道でひろうのはとても難しいです。乗る前に料金と行き先を確認してから、高いと思ったらNOと断わり荷物を持たせないこと。(わたしは白キャブに荷物を持たれ、そのまま確認しないで乗ったら降りるとき500PHPと言われた)いろいろ調べたら近〜中距離では100〜300PHPが妥当だと思います。金額は自分が安いからいいや、と思えばそれでいいと思いますが、、、帰りに乗ったタクシーには最初800PHPと言われ、他のタクシーに乗るから乗らないと言ったら200PHPでいいです、ごめんなさい、と空港まで連れて行ってもらった。この人は運転するときに紙に書いた観光客用のニセ料金表を助手席に置いていたが、空港付近にさしかかったところで隠していた。メーターがある車でもメーターを細工してもっと請求するドライバーもいるようです。

フィリピンのタクシー事情はネットで調べてみても、実際乗っても街を見ても決してよくないと思う。タクシードライバーという職業につける条件があまりなく、とても簡単なようです。ということは、産業自体の質が悪いのも当然のことかも。

実際にタクシーがすぐにつかまるのは便利だし、日本よりも凄く安い。彼らにも生活や事情があるのは分かるけど、言い値(実際の数倍の金額)を支払うことで安易にお金を稼ぐことの手助けをしたくない。観光客相手に不当な額を稼ぎ、騙したり脅したりする事件がフィリピンには多いだろうなと感じた。

わたしは働く喜びや苦労、ノウハウをもっともっと勉強してもらいたいと思うし、うれしいサービスにはどんどんお金を払いたいし、よくしてもらった人には感謝をしたい。フィリピンでタクシードライバーをしながら稼ぐことが日本同様に厳しいことが背景にあるようですし、実際強盗がドライバーや乗客が殺される事件も発生していたりしてますし、悪徳商売を生まない法整備をしてもらいたいですね。

  • ところが、ターミナル3でもまたトラブル、、、

ターミナル3の入り口には人が並んでいて、手荷物、ボディーチェックをして中に入る。ここでは結構待たされた。(これも間違っていた…)

軍人らしき人がものすごい荷物をカートに乗せ、実弾の入ったでかいライフルを背負っているのを見たとき、背筋がぞくぞくした。彼は言われるがまま、実弾を外し(ものすごく重いガチャ、という音も恐怖をあおった)別の入り口に連れていかれた。たぶん、このときのわたしは恐怖のあまり、凄い顔をしていたと思う。

急ぎ足でカウンターにチェックインしたら、この二分遅れで締め切りましたと若い女性にいかにも不真面目に言われ、まだ間に合うはずだ!おねがい!と頼むがダメです、とここでも押し問答。どうすればいいかと聞いたら乗り遅れと書かれた手書きのチケットを渡され、カウンターで別のフライト予約をするようにいわれた。8:40のフライトだったがこの時点で時計は8:15。次のフライトでもいいから乗せてくださいと伝えても無視された。タクシーに間違えた空港に連れて行かれた挙げ句ぼったくりにあって間に合わなかったのよ!!と猛烈に抗議したが、無理ですの一点張り。仕方ないので言われるがままチケットカウンターへ。セキュリティーを並ばずにしていたら間に合っていたのか、、、!?

今日の便は一杯で取れないから明日の午後の便なら、、、と言われ、目の前が真っ暗になった。英語も得意じゃないスタッフ2人に、エクストラチャージすればどうのこうの、他のエアラインを探せばいいじゃん?と言われ、状況を把握できなくなり、めちゃくちゃな気持ちになった。泣きたかった。

  • Could I speak with supervisor?

しばらく冷静な気持ちになれず、しばし呆然と立ち尽くしてしまったが、他のエアラインで行くしかないのか、、、でも、支払いも済んでるチケットだし、チャージしてでもいいから今日の便をなんとかとってもらえるよう交渉するしかないと思い、セキュリティーに事情を告げ、スーパーバイザーと話がしたいと言うと丁寧にカウンターまで案内してくれた。スタッフとまともな話ができない場合、スーパーバイザーと話すべし!!とっさに思いついた。

スーパーバイザーは体格のいい男性で、話を真剣に聞いてくれた。できるだけ次のフライトに乗れるように「I will do my best」と言ってくれて、近くの座席で座って待っていてくださいと言われた。彼の顔を見ているとなんとかなりそうだし、最悪の気持ちが救われるようで、泣きそうになった。

しばらくして彼に呼ばれた。9:05のフライトに乗れるので案内しますと女性に名前を呼ばれた!!!スーパーバイザーに感謝の意を込めて挨拶した。歩く間その女性と話していると、わたしがボラカイで待ち合わせしている女性Mさんを昨日彼女が搭乗案内をしたらしい。すごく不思議!!!Soooooo weird...

搭乗口前のカウンターで空港使用料を200PHP払う。


搭乗口からはバスで移動。よく見ると、バスは日本の路線バスだった!!!

すごく小さい飛行機。今まで乗った事ある飛行機のなかで一番小さいかも。

  • 無事マニラ〜カティクランまでの飛行機に乗れたのだが、、、

PAL Express最高!!!カティクランには50分ぐらいで到着した。
が、、、またトラブル発生。今度は、預けたスーツケースが届いてない、、、ということ、、、え、どういうこと???

セキュリティーにどうしたらいいか相談したら、PAL Expressのカウンターで状況を調べようということになった。

カウンターの女の子は、若いけどきっちり仕事をこなす女の子のようで少しほっとした。
ここまでにあったことを考えると、今日中にボラカイまで行けたらいいやという気持ちになっていたのと、見つかったらホテルまで届けてもらえばいいやと、もうどうでもいい気持ちだった、そうです!!もう疲れていたのです。

電話で状況を調べる途中に、荷物の札に記載されているフライトNOが13:00すぎに到着する予定の便名でそのフライトで荷物が届くようだ、とのこと。わたしのフライトを早めてくれたので、手違いで荷物だけが次の便になってしまったみたいだった、、、スーパーバイザーさん、あんた、間違えちゃったね!!!

これさえ分かれば、あとは荷物が届き次第ホテルまで届けてもらうしかない。バッグの姿、型を伝え、ホテルの場所と電話番号を伝えた。届けますときちんと言ってくれたので、わたしの本能が信用した。(なくなったとか、盗まれたとか、全く考えなかった、、、なんでだろう?)

カウンターに頼んでボラカイで待ち合わせしているMさんが宿泊したホテルに電話をしてもらった。現地到着がすでに遅れていたためMさんと話さなければいけなかった。ホテルのフロントいわく、Mさんはビーチにいるか、出掛けているということだった。今の状況を伝え、これからボラカイに行ったらそこに行くので、フロントあたりで会えるようにそのむね伝言を頼んだ。

  • カティクラン空港〜ボートステーションまでを歩く

カティクラン空港から、ボートステーションまでは、歩いて5分ぐらいとのことなので歩いて行ってみた。
とてもとてものどかで、高いビルなど、なにもないところだった。ちょうど昼どきなのか庭先(?)で家族でご飯食べている姿や、街の立ち飲み屋でお茶飲んでる人たちがいた。のどか、、、

犬が寝ていた

路上に咲いた花とか、キレイ!

ボートステーションについた

環境保守税+立ち入り料金50PHPと利用料50PHP、ボートの料金19.50PHPを払う。
水がきれいで泳いでいる魚が見えた。すごい!!日本の水上バスっぽい船にのる。


約5分でボラカイ島カグバンに到着。近い!!

船を降りるとトライシクルという乗り物が駐車して乗客をまっている。ホテルの名前をいうと100PHPと言われ、乗せてもらった。


ボラカイのメインロードはアップダウンのある路。揺れるし、小回りがきくので最初は怖かった。一応アスファルトの舗装されている道。5分ぐらいで降ろされる。まっすぐ歩けとだけ言われた。

小さい商店。盗難防止か、網が張ってある。


ホテルにつくと、ユリでしょ?と言われびびったw
Mさんもチェックアウトでちょうどロビーに出て来てすぐに会えた。2時ぐらいにカバンが届くことを伝え、昼を食べにいった。

曇ったり晴れたりしてたビーチ沿いを歩く。

うつくしい海岸

お昼は、Nigi Nigi Nu Noos 'e' Nu Nu Noosというホテルのバー+カフェでサンドイッチとビール。パサパサしたパンだけど、まぁまぁだった。想像よりは不味くなかった。

  • ホテルにチェックイン

今日泊まるホテルをMさんが見つけてくれていたので、チェックインした。
Villa Sunset(ヴィラ・サンセット)

プールのある庭に面した、ドイツ人オーナーの経営するホテル。
スタッフは少数だけど、みんな親切でフレンドリーでまじめに働いている。




ロフトがあるきれいな部屋で、一泊あたり3、000PHPだった(日本円で約6,000円とちょっと)
エアコン付き、バスルームも凄くきれいな部屋で大満足!!他に泊まろうと思ってたが、ずっと滞在することに決めた。
場所はステーション2〜3の間で、2寄りのところにあり、細い路地を入ったところにある。

  • 夜ごはん

ステーション3付近のブルーマンゴーでカレーとチキンを食べる。
チキンは甘辛いケチャップソースの煮物で不思議な味だった。カレーはスープがない野菜でおいしかった。

夕方のビーチでの食事。うーん、りらーっくす!






今日のまとめ!



空港へは時間に余裕を持ち移動、かつタクシーには充分に注意する
空港が新しくなったばかりというのもあるが、タクシードライバーは発着情報や空港を知らないことがある
国内線空港使用料は200PHP
カティクランからボラカイまでのボート料金を除く100PHPが必要
ボラカイではホテルを見てから宿泊したほうがいい(ネットよりも安く、見た方がなにかと安心)
夜は羽織るもの(薄手のシャツか綿のカーディガンがベスト)が必要
虫除け対策、虫さされの薬が必須!(1夜で10カ所蚊に刺されました)