20/Mar/fri

しゅ、しゅんぶんの!!!

午前中はコーヒー飲んで新聞読んで、リニューアルしたアトレ地下を見にいった。桜ティー買った!





今日考えたこと


昨日、経済的、精神的自立と恋愛について少し書いた。
これを書いたあと、誤解を招くような偏った書き方だったのではないかと思って考えた。


自立とは、自分で生計をたてていくことであって、大人になるためには必ず通るプロセスというか、人生におけるひとつの課題でもある。自分自身のめんどうをみていくことで、その大変さや楽しさを見いだしていき、そこでいろんな価値観や経験をもつ老若男女と出会い、自分自身を知っていく。自分の弱さと向き合いながら、他の人との違いを知り、自分自身がどんな人間なのかを探っていくことが人生だと思っている。

このプロセス次第で、精神的自立に大きな影響があることは明らかです。経済的自立がなければ、精神的安定などありえないですし、責任についても考え方の違いが明確に現れます。わたしがこう言えるのは、自分がそういうプロセスを経てきて今に至るからです。


学生時代や若さというものは、違いよりも同じであることや近い興味対象を持つことへの喜びを分かち合う時期だと思っている。自立への一歩手前の時間。恋を知り、恋で変化していく自分や相手に陶酔する。

一歩社会に出れば、いままで横並びでなんとなくやってきた「自分」を突然問われ始め、あったようでなかった自分自身を表現し理解してもらわなければならない場面に多々出くわすことになる。面接も自分を知ってもらう機会ですよね。仕事でお金を得ることの辛さ、継続することの意義、世の中の仕組み、不条理なシステム、肩書き、会社、政治、、、知らないことやはじめてのことだらけ。

やりたいことと、やりたくないこと、好きな事と嫌いな事、できることとできないこと、というものは、いろいろな経験をしなければ分からないし、何事も経験をしてからじゃないと得られない。経験をしたからといって、すべてが得られるわけではない。


自立というのは、ただ単に親元を離れることだけではありません。

親(兄弟姉妹)には、自分の経済的、精神的状況、健康状態を必ず知っておいてもらわなければいけません。なぜなら、もしも何らかの刑事的責任を問われる事件や事故などに巻き込まれた場合、責任の所在は独身である限り親にあるからです。結婚したらそれが配偶者になります。反対に親や配偶者の状況も知っておかなければ、なにかが起こって困るのは他ならぬ自分です。

自分以外の人の存在があり、はじめて責任がうまれます。自分だけたった一人という状況は存在しません。親や家族がひとりも居ない人でも、自分に何かが起こったら誰かがなにかしらの影響を受けます。

よくうちの兄が冗談で「お前がアパートで死んだら家財道具を片付けに行くのは俺だ。いろいろ支払うのも俺だ。」と言います。でも、本当に彼がやらなければいけないのです。反対に彼になにかがあったら、奥さんや子供達、母、妹であるわたしにも影響があります。

なぜ自立する必要があるのか?親も自分もハッピーだからいいじゃん。…それでいいと思います。


しかし、自分で生計をたてていくことは容易ではありませんなぁ。
欲しいものが次から次にリリースされ、メディアは浪費しろと誘惑する。家賃が引き落とされ、あるいは振込、公共料金を支払い、税金が給与から引かれ、手持ちはほんの少し、、、こういう人がほとんどです。そして、貯金もしなければいけません。たぶん、今はほとんどの若い人の家計は苦しいと思います。遊べるお金をセーブするしかないと思います。

たぶん借金がある人も結構多いと思います。わたしもかつて借金して生計をたてていたことがあります。
借金がある人のほとんどは、自分の支出状況に無頓着です。自分が働くことにも、返済をするだけのように思いがちで意味がないような気がして落ち込みます。頑張る意味も希望も持てなくなります。

友達がどんなものを持ってて、どれだけ給料をもらっているか気になり、自分が借金をしていることが悪いことのように思えて仕方ないので物事の考え方が卑屈になります。高い給与が欲しくて転職を繰り返す人も多いでしょう。犯罪に手を出す人もいるかもしれません。

お金をコントロールすることは、自制を学ぶことでもあります。

給与に見合わない買い物をする行為は、不安や罪悪感を増長し、ある程度のレベルを超えると麻痺して病気とも言えるでしょうし、自己評価もどんどん低くなります。お金のストレスと不安は、自分が思っているより精神的なダメージがかなり大きいです。




大事な人がいたら、大事な人と一緒に幸せになりたいですよね?
だったら、まず自分の問題は自分でなんとかできる人でいられるように心がけて、心配かけないようにしなければいけませんよね。わたしはそれこそがお付き合い以前の基本かなと思うワケですよ。今も書きながら自分に向かって言ってるところです。

精神的にも経済的にもひとりでなんとかやっていけるようにならなければ、誰かといるのが苦痛になりませんか?



という気持ちがあって、幸せなカップルの話を聞いて思ったから昨日書かせていただいた次第です。