20/Dec/sat

18:00 NANZUKA UNDERGROUNDにて田名網敬一トークイベント。
エディター率多し。対談が森永博志さんだったため、エディトリアルデザイン、アートディレクター寄りの内容だったので納得。

お話のなかで、作品や交遊関係などおもしろいエピソードをまじえつつ進んでいった。フォーライフマガジンの話、スティーブンセガールの映画チームからオファーを受けた話(実現しなかったらしいが)、アメリカでの夜遊びの話、遊び場で会う不思議な人たち、赤塚不二夫タモリの話とか、日本のアングラカルチャーとか、サブカルの歴史そのものでとても面白かった。
サイケデリックアートを語るには、ドラッグを避けてとおれないことから、美術展が中止になったこともあったそうです。

冒頭で森永さんが、17歳のころ図書館で田名網さんがサイケデリックな部屋で、サイケデリックなコートを着て部屋で寝そべっている雑誌の写真に衝撃を受けたことが、現在の自分をつくった、と聞かせてくださった。その写真が見たいですね。

田名網氏は目黒の育ちらしく、中学時代に「目黒キネマ」という映画館でB級映画を沢山見たことから、いろいろインスパイアされたらしい。ロイロジャースの話をする田名網さんは相当生き生きしてたし、ロイロジャースこそがポップアートだと仰ったのがとても印象に残った。また、天井桟敷で映像作品の上映をしたことがあるという繋がりもあって、田名網さんが銀座BLD GALLERYにて寺山修司氏についてお話をされるそうで、すごく楽しみですね!!



イベント後、ものすごいタイミングよくJ氏から連絡があり、渋谷魚山亭にて食事した。
世界経済、日本、アメリカ、イギリス、ヨーロッパ、ロシア、中国、カナダ、メキシコの各国の動きと国交を妄想含みつつたっぷりと話した。世界経済が与えるいろいろな影響のでかさにおののきつつ、できることがなにかを考えさせられた。数年過労が続いているJには、心労が溜まらないようにしてもらいたいと切に願う。また、来年からの大きな仕事がいよいよ大詰めらしく、デモを見せてもらった。いろいろ意見しておいた。ローンチが楽しみ。今年、もしかして会うのが最後かしら?なーんて別れたいい夜でした。







今日の気づき



できる人=やる人



とにかくなんの産業でも成功している人に共通しているのですが、お金がない、場所がない、時間がない、ある意味「ない」ものを羅列するのは、やらない理由づけでしかない。やっている人は手段を選ばず、できることをできるところで「かたち」にしている。とにかく「やらせてもらえる」ところがあったら「やる」。あとからやったことが自分以外の「誰か」により、「かたち」になっていくものなんだと思う。

声がかかったら、やりたかったら、とにかく「やる」人になりたいと思う。