24-27/Jul/thu-sun

いよいよフェスティバル開始。マーケットは基本いつでもオープンできる。準備できたらはじめてね、って感じらしい。

木曜からライブが始まる。お店も木曜からオープンした。
ゆるーく開始時間も遅れ気味。仕事については、6時間のシフトが簡単に書かれているだけ。
はじめての参加は、わたしとスタッフの娘さんをはじめとしたティーンネージャーの4人。ほかのスタッフは去年から、それ以前からのスタッフなのでベテランだから聞きながら、見ながらでいいか。とあまり心配もせず。

一般参加の人は、ガイドやフリーペーパーが一式入っているエコバッグがもらえるみたいで、マーケットスタッフはもらえない。これが結構かわいいデザインで欲しかったけど涙をのむ。

案内所でガイドブックがもらえる。首からさげられるようになっているものでFREE。イギリスのガーディアンという新聞社発行のミニブック式。中身はFREEの割に結構充実していて40周年にちなんで40の楽しみ方の提案、曜日ごとのピックアップアーティスト、ステージ別タイムスケジュール、グラストンベリーでの注意事項、地図、広告など。

みんなでみたいバンドを考えながらいろいろ話しながらヒアリングしてみた。

金曜日のみどころ:Gollilaz/Snoop Dogg/Vampire Weekend/The XX/The Stranglers/Phoenix/Flaming Lips/Fatboy Slim....

土曜日のみどころ:Pet Shop Boys/Shakira/Muse/Kate Nash/The Lightning Seeds...

日曜日のみどころ:Stevie Wonder/Ray Davies/LCD Soundsystem/MGMT/Norah Jones/Slash/Orbital/Ash/Gomez....


ステージは数えきれないぐらい存在する。バーにあるステージでは一日中なんかやっている。至るところで音楽やパフォーマンスに出会える。お店もいろんな種類があって、食べ物、パン、飲み物、バー、コンビニ、キャンプ用品、薬局、古着屋、ふとん毛布屋、帽子サングラス屋、おもちゃ、アウトドアガジェット、ポイ、楽器、ハンモック、キャンドル、ポスター、本屋、、、思いつくだけでこれだけある。これ以上存在する。


メインのステージは北から
John Peel tent
East Dance
West Dance
Pyramid Stage(これがいちばんおおきい)
WOW!
Acoustic
Queen's Head
Other Stage
Leftfield
West Holts
AVALON
The Park


そのほかのフィールドでは、サーカス、パフォーマンス、舞台、映画、詩や本の朗読、アート、ワークショップ、クラフト体験、代替療法、ヒーリング、マッサージ、ヘアカット、セラピー、自助グループ、動物愛護、自然保護、、、などなど、ここで紹介しきれないほどの種類のテントがある。退屈という言葉はここには存在しない!

利用できるサービスは、ATM、新聞販売、メディカルセンター、シャワー(一部有料)、クリーニング、貴重品一時保管、地図/交通案内/周辺観光案内/トイレットペーペー/日焼け止め/コンドーム>すべて無料配布、電気式車いす充電、公衆電話、迷子案内、落とし物保管、相乗り/送迎所、、、、結構完璧じゃないですかこれ。

バンドも見たいけど、やっぱりヨガ!
ヒーリングフィールドでヨガテントを発見した。10時から一時間ごとに17時まで、別々の先生でいろんなヨガが体験できる。先生向けのワークショップもあった。

毎日毎日すごい暑くてびっくり。暑くて日中動くのがだるかった。雨もぜんぜん降らず、持って行ったレインブーツ(イギリスではWELLYと呼ぶ)重いだけだった、、、


見たバンドは金曜日はFlaming Lips/Other Stage、土曜日はLaura Marling/The Park Stage、日曜日はLCD Sound System/Other Stage,Stevie Wonder/Pyramid Stage
ぜんぶ夜ばっかりwスティービーワンダーはほぼメジャーな曲を演奏してくれて、本当に感動した。

昼間ほんとうに暑くて、映画を寝転んでみたり、ヨガいったり、歩いたりした。ほんとうに楽しかった。














グラストンベリーでびっくりしたこと




1)洗剤汚染大国
イギリス人もオーストラリア人も、食器用洗剤で洗った食器を洗い流さない。泡のついたままかごに入れて、それを拭いてつかう。信じられない光景だった…もちろんわたしは熱湯で念入りに洗ってから食器つかいましたけどね…だから早死にするんじゃないの?!

2)かもめ、、、!!!
大量に出る食品ごみを狙ってか、ものすごい数のかもめが上空を飛び回る。可愛いとか絶対に思えない。朝はかもめの鳴き声(ほんとにうるさい)と低空飛行で目が覚めるほどだった、、、こわいよ〜。

3)男は黙って、、、、、!!!!
勘定や金額のことでクレームしてくるのは男ばっかりだった。別料金のトッピングをブーブー文句たれて挙げ句注文しないのは男だけだった。イギリス人男性ケチ説を肌で感じました、、、

4)白人率、90%超え
一般客をみわたせば、有色人種が少ない。白人ばーっかり。安くないのも関係あるのかないのか、、、関係あるかないかわかんないけども、思っていたよりも治安がよかった。

5)太っ腹!
40年もやってりゃースポンサーもつくだろうけど、トイレットペーパーと日焼け止めとコンドームが無料配布って凄いと思う!





グラストンベリーフェスティバルまとめ




食べ物は、うちのお店のメキシカンもおいしかったし、基本的にはずれがない感じ。やきそばが残念だったけど、、、
The Parkには日本食が出店していて、美味しそうだった。
世界中のメジャーな食べ物は出店してる。
ミルクシェイクがおすすめ。特にバナナ。フルーツは暑いなか歩いて疲れた身体に効く。フードは1食5〜10ポンド。飲み物は1.5ポンド〜。まぁ、いきついたところで適当に食べられるのでお手軽なもので十分っすよね!

シャワーは、Kidz Field,Gleenpeace、が無料(募金制)で午後が比較的空いていていい感じ。Kids Fieldは個室。Gleenpeaceはオープンエアの男女別。チケットを配って入場を規制する時間帯もある。あと持ち込み石けん類、かみそりの使用禁止。

法的な結婚手続きはグラストンベリーではできないんだけど、結婚のお祝いしているをたびたびみかけた。ビデオでプロポーズしてるカップルを見かけたけど、グッときました〜。グラストンベリーで結婚!!!ハネムーンにはいいかも。


グラストンベリーフェスティバルは、Glastonbury Festival of Contemporary Performing Artsという名前もあって、時代とともに変化を遂げながら進化した音楽とアートとパフォーミングのお祭り。歩けば、至る所でなにかしらに出会える。それこそが、このイベントの楽しさ。
リピーターが多いので、通りすがりの人がいろいろ教えてくれる。無駄なことまでどんどん教えてくれる。

できれば、将来はお金ためてTipiに泊まりたい。(820ポンド:12、3万円)っていうかTipi作ればいいのか、、、!!!!!