3/May/sun

とうとう帰国する日がやってきました。
ほとんど一睡もできないまま、チェックアウトです。
ホテルのセキュリティーさんが「昨夜は僕の誕生日でした。誕生日にあなたのような素敵な女性とお話できて感激でした。(ちょっとだけ話したけど、、、)またあなたにお会いしたいです。さようなら。」といきなり頬にキスをしてきた!!(だいぶびっくりした)

フロントの女性の冷ややかな目が忘れられない、、、フィリピンって、凄いな…と思いました。



  • またまたタクシーで、、、

苦い経験をしているので、乗る前に値段を確認した。「エアポート?ハンドレット、オーケー!」と言ったので荷物を乗せてもらった。

走り出したあたりで、「ノートラフィック、トゥデ〜イ」とか言い出し、見たことある例のアホ高いニセ料金表(ボロボロの紙)を出して来たので「ホテルに帰ってくれ、それかここで降りる。嘘ついたね、君!!」と強気で言ったら、「ソーリー、ソーリ、オーケー」とか言ってきたので、「この国のタクシーどうなってんの?まったく!!!ライセンスと名前見せろコラ!」と怒ったら「ドントビーアングリー、マーム アイムソーリー アイウィルテイクユートゥーエアポート、オーケー?」、、、すぐに空港につく。



  • チェックイン〜出国手続き〜搭乗



朝のマニラ空港






空港に入るセキュリティ検査、長蛇の列。
めちゃ待たされる。どうにかして欲しいぐらい待った。
NWのカウンターでは、めちゃ上手に日本語で対応してもらった。しかし、通路側の席、満席。がっくし。

出国手続きの前に、エクスチェンジがあって空港利用料750PHPとられた!
フィリピンも必死ですね、、、たくさん島あってマニラがハブになってるし、周辺の国の富裕層が利用してるし、取れるものはとっとく、の徹底ぶりが凄いよな。

出国のフォームを書かされるけど、入国のときと全く同じだったぜ。
ホテルの名前書けよ!って怖いおじさんに怒られた。ここも長蛇の列。かなりイライラした。(寝てなかったし…w)

出国の次に、手荷物、セキュリティーチェック。ここも長蛇の列。しかも、男女別。
もぉー、いい加減にしてよー(寝てないしね…w)って思った。今までここまでセキュリティーチェックある国行った事ない。

飛行機に乗る前に、手荷物、セキュリティーチェック。靴も脱ぐ。ここでも長蛇の列。
まぁ、仕方ないけどさぁ、、、



空港の売店はどれもこれも古くさくてよかった。指圧とか、クイックマッサージとか、リトルフィリピンな感じも、こじんまりした免税店も、懐かしい感じでいい。いちばん感動したのは、CDショップ。アジアンチャートコーナーとかあって、DVDセレクションがマニアック!カセットテープとかも売ってた。おしゃれ!





いつも飛行機はできるだけ前で通路側の席に予約するようにしてる。トイレも行きやすいし、降りるとき早く動けるし。
通路側の席、取れなかったのは少し残念ですが、今回は離陸する前からイヤーな予感がした。

飛行機が滑走路に向かいはじめたところで、「搭乗ロビーにお忘れ物の白いラップトップPCが届いています。お心あたりのお客様がいらっしゃいましたら客室乗務員までお声かけください」というアナウンスが流れた途端、隣のおばさま(フィリピーノ)が騒ぎ出した。もちろん、シートベルトサインはついている。

「わたしのカバンを確認させて頂戴。カバンにラップトップがあるかどうか見たいの。」と言い出し、荷物を出そうとしている。となりにはだんな様(白人)と見られる方が一緒にいるけど、無視して寝てる。

アテンダントがあわてて飛んでくる。

「お客様、離陸してシートベルトサインが消えるまでどうかシートベルトをお締めのままお待ちください。のちほどご確認ください。おねがいします。」

「でも、わたしのラップトップかもしれないし、すぐに確認したいの。お願い。もし、わたしのモノだったとして他の人に取られたらどうしてくれるの?補償してくれるの?」

「とにかく、のちほどご確認ください。今は困ります。」

しぶしぶ、席につくおばさん。ふてくされて離陸まで、ガン寝(いびきつき)


そのあと飲み物のサーブが始まる前に目をさましたご夫婦。
だんな様との会話で「君、空港でPC出してないだろう」「あら、そうでしたっけ?」あっけなくこの問題が自己解決したのを、わたしだけ見逃さなかった。



ここまでの問答でだいぶイライラしてきたわたし。
通路側の席がどこか空いていたら移動したい。と申し出たが「満席です」あっけなく撃沈。




このおばさんも落ち着いてくれたと思ったら、ま〜た始まった。こういう人はヤヴァいっす。

「ちょっと〜、このシート、スクリーンの音が聞こえないんだけどぉ〜!」

まわりの人も、またか、、、おいおい、、、的な空気になったのを見逃さなかったぞわたしは。



アテンダントが飛んでくる。イヤホンからなにも音が出ないのを確認。

「申し訳ございません。故障しているようですね、、、」

おばさん「あのさー、アップグレード(たぶんファーストまたはビジネスクラスのこと)させてくれない?」

アテンダント「え?」

おばさん「前のほうの席で空いてる席があったら移りたいんだけど」

アテンダント「いや、それはできません。満席ですし。他の空いている席に移動いただけるように準備しましょうか?」

おばさん「いや、前のほうのいい席に移動したいの、夫婦で」

アテンダント「それはできません」

おばさん「は?わたしたち、この航空券に600ドルも払ってんのよ!大金よ、わかる?!こんな壊れたシートに座らせるなんて、ちょっとどうなってんのよ!いい加減にしてちょうだい!」

先輩アテンダントが駆けつけて押し問答、まもなく鎮火。



そのあと食事のあとにコーヒーこぼしてひとりで大騒ぎしだして、イライラがMAX!!!まぢ勘弁してほしかった。
スヤスヤモードになってくれて快適だった。




  • そんなこんなで帰国しました


うわぁー!日本だ!





  • 成田空港では


スタッフ全て手袋+マスク着用。帰国手続きの前に、帰国者、入国者の健康に関するカウンターが設置してある。
英語で話しかけられ戸惑う。「日本人ですw」係の方苦笑い。。。

フォームを渡され、台で記入するように言われる。みてみると、質問と住所、署名、フライトナンバーを書く欄が。
滞在中発熱したか、とか、「アメリカン、メキシカンと接触したか」とか書いてあった。凄いな、この質問w

係の人は見た事無いマスクをしてたので、「すごいマスクですね」と褒めてみたりしつつ、なんかあったらここに連絡しろ的な紙を渡され、華麗に(?)通過。


手荷物確認のところで、以前スーツケースを全開され、下着がバーンと飛び出してて恥ずかしい思いをしたことがあったせいでもの凄く緊張したけど、免税品も買ってないし、すんなり帰国手続きを終えた。
(それ以来、いつ開けられてもいいように下着はきっちり袋に入れて、荷物を整とんしてます!!)




  • 帰り道

ルートをいろいろ迷った挙げ句、成田EXPに乗る。
隣のおにいちゃんがエロい本ずっと熟読してて、隣のおばちゃんがどう見ても潔癖性で落ち着かなかった。









今日のひとこと




「日本はやっぱり最高」



帰国するたびにいつも思います。